一人の女性が目に涙をため、鬼のような過去の自分を振り返った。
かわいいはずの子どもがかわいがれない・・・
泣き叫ぶ子どもに、どう対応してよいのか・・・つい手が出る。
いけない!こんなことをしては・・・いけない!!!
分かりながら、手が、身体が止まらない・・・
どうしようもない、つらい日々であった・・・と話せる友があり、今がある。
そんな醜い過去の自分を、やさしさを手にした彼女自身が赦せる日がきた。
彼女自身の命の種に、愛が届いた日(^^)彼女は変わり始めた。
まず自分自身に優しくなり、身体が変わり、言葉がかわり、周りが変わっていく
時間に追われているような・・・そんなあせりが無くなった。
時間が、みかんの花の香りをのせて流れる5月の風と共に流れるようになった・・・
彼女は言う・・・しあわせ・・・しあわせ・・・今ここにあると・・・
そう語る彼女の瞳は、生まれでた赤子のような美しさがあり、少し不安だが、
喜びに満ち、苦しみを抜け出た、さわやかで力強い輝きがあった。
時間を共にする私も、彼女の幸せに酔い、素敵な時間が流れた・・・♪