花宇宙 ひとつらなりの生命(いのち)


幸島百番目のサルによる自然生活だより。
by sunnyww-yo
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魂を抜かれたからだ・・・2

「母の時代・深い智慧に生きるために」  和田重正著から

さらに困ったことは、子供たちの親までが、学校の掛け声に
躍らされて、競争社会だ、学歴社会だと称して子どもたちを
震え上がらせ、彼らをあらぬ方に興奮させ、またヤケにさせ、
慢性的無気力状態を作っています。

このように学校を中心に、家庭も協力して青少年の知と情の
精神生活を極端に悪くしているのは否定のしようがない事実
ですが、それではそれは先生たちや、校長や教育委員の責任
かと言えば、必ずしもそうとは言えないと思います。

むろん多くの中には、箸にも棒にもかからないような教師も
いるでしょうが、それはむしろ少ないので、多くの学校教育
の関係者は、学校教育の現状をこれでいい、とは思っていな
いのだろうと思います。

なんとか、教育らしいものに変えて行かなければ、と日夜苦労
しているのが現状ではないかと思います。

でも実際、それら現場あるいはその周辺の人々がどんなに懸命
に努力してもビクともしないのが、

学校教育という怪物なのです。

「産業化社会の結末」

では、そうなっている原因はどこにあるのでしょう。
その怪物を怪物ならしめている力は何なのでしょう。

それは政治、産業、経済という、この世の中を実際に動かして
いる実力なのです。
その三者の中でも一番大きな力をもっているのは、産業であり
ましょう。

今は科学文明の時代です。その科学文明を最も活用しているのは
産業界であります。その産業界の動向によって政治の方針が決め
られるのが現実です。総理大臣でも産業界の親玉には頭が上がら
ないのを見ればわかるでしょう。

共産国や社会主義国では勿論、資本主義国でも、外見は政治が
産業を指導し規制しているように見えますが、内実は逆で、産
業が政治を支配しているのが実際です。

共産国でもあまり政治先導の建て前を押し通そうとすると、必ず
内外に破綻をきたします。
そのことはソ連や中共の実状をみれば明らかでしょう。

余計な話になりますが、我が国の政治と産業の関わり合いはほと
んど百パーセント産業優先型になっています。
したがって我が国の戦後の政治は、ともかく産業最優先政策を
とって来ました。

教育も国防も、福祉さえもその政策内で考えられて来ました。
その無理が現在いろいろな形ででているのですが、その話は
残念ながらよけて通ることに致します。

産業最優先の政治を行おうとすれば、要するに売ってお金の
儲かるものを、短時間にできるだけたくさん作るのに都合の
いいよぷなことを。政策を通じて行うことになります。

この方針が、産業界から特派されているような文部大臣を
通じて、各学校に通達され、それが具体的教育として実施
されているわけです。

そうだとなれば、学校という公の施設が、「人間の幸せ」とか
「人間の成長」を考えるのは、産業に有利である範囲内だけで
あって、本当に行うのは、産業要員として使い易い既製品の
大量生産です。

むろん産業界で働いている社長さんたち一人一人が、そんなこと
を意識してやっているとは思いませんが、結果としてそうなって
いると言うのです。

そしてわが国では、その方針を図に乗って強行してきたので、気
がついてみると若者たちがみんな「人間性」を抜き取られ、
たましいの希薄な道具になっていた、というわけです。

あまり図に乗ってたましいを抜いた道具製造に力を入れ
させたので、産業界にも役立たない腰抜けばかりが作られているの
に気づいた産業界もあわてだしているのが現状かもかもしれません。

ともかく道具には自発性のないのは当たり前ですがたましい
を抜かれた人間は道具にもなり切れず、本能的欲望は曲がりなりにも
残っているので、これがいろいろな形で噴出して来ると始末に負えない
行動となります。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このように和田重正氏は30年前にこの著書を通じて、私たちの置かれ
ている「この国」の現状に気づき、この産業最優先に向かっている舵を
「真の人間の幸せ」や「平和」に向けて切りなおすチャンスが近い将来
来ることを予想しながら、書き残された気がします。

それは私自身が20年前に人生の舵を大きく切ったことにもつながる力
を感じます。
その力とは「自分一人の幸せが世界の全てとつなっがている」
という大きな喜びを感じるパワーです。

それはミクロな世界からマクロの世界までつながって相似性をなし、自分
一人の健やかさを真剣に追求すれば、宇宙までつながっているという感覚。
そして生かされている意味や感謝が湧いてくる毎日の生活。

そのような生き方を手にいれ毎日を送ることが、
いのちの花を咲かせる」
ということだと私は思っています。
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by sunnyww-yo | 2012-06-21 09:25 | こころとからだ
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